勝利の女神が微笑むとき

それは苦手なことを避けること。

できないと思ったことをやらないこと、です。

練習でうまく行くときは、楽しいです。
しかしその「うまく行く」は、重大なミスの原因となる苦手な部分を省略して得られた「うまく行く」であると意識してみてください。
いつでも100%ミスなく「うまく行く」までその技を完全に体得していたら、相手は関係なくどんな時も成功するようになります。

練習中には、あれ、そうじゃない、でも何かうまく行った、ということも多くあります。
この一瞬感じる「あれ？」を見過ごしていると、練習で頑張ってるのに試合で勝てない、となります。

野球でよく言う話で、世界最高の打者でも10割打者はいません。
4割打てば賞賛の嵐です。
6割は打ち損じたり相手が投げる球に打てなかったりします。

しかも1打席あたりにピッチャーが投げるストライクゾーンの球が何球もあるわけです。
また打者には、バントを決めることやファールで相手ピッチャーの球数を増やすこと、エンドランを狙って右方向にたたきつけて打つなど、シーンによって様々な結果を求められます。

試合では、練習では感じない心境や、相手や観客から伝染する気持ちを、自分では（顕在意識では）意図せず引き寄せてしまうことがあります。
しかし、練習で何度やっても意識しなくてもうまく行くほど身に付いている技ならば、非日常の試合でも、１００％できるようになっているはずです。

理論や理屈も理解して、一瞬感じる「あれ？」の原因を解明し、そこが苦手でも克服する。
練習で間違いなくできるようにすること。
これが、女神を振り向かせて微笑んでもらうための要素となります。

見る人は見ている、のか？
お金の引き寄せ術道場

見る人は見ている、のか？

とはいえ、世の中は結構理不尽なこともあります。
「真面目に『正しく』努力をしていれば見る人は見てくれていて必ず報われる」とは限らない。
多くの人は、そこまでたどり着く精神力を持ち合わせていない。

「なんであんなクソ野郎が出世してるんだ。」
「なぜ何も努力していないあいつはいつもうまく行くんだ？」
「自分の仕事は部下に押し付けて仕事をしないのにゴマすりだけうまいやつが出世してしまうのが許せない。」
このようなことは、どこにでもあります。

結論、
やりたいことをやりたいようにやればいいのです。
嫌なことはちゃんとはっきり、イヤといえばいいんです。

そうでないと病んでしまいます。
でもあなたが設定した大きな目標からはブレないように、あなたは「正しい」ことをコツコツ、地道に、愚直に日々積み重ねていきましょう。

あなたの周りで起こることはすべてあなたが引き寄せたこと、です。
嫌なこともうれしいこともすべて自身で引き寄せた結果です。
しかし嫌なことばっかり起こる、というのは実はあることの前兆です。

どうしても負けることや、嫌なことが続くときにも、
「なぜ自分ばかりこんな目にあうのだろう」「自分はツイてない……」
というネガティブな感情が余計に、悪いことを引き寄せてしまうことになります。
嫌なことが続くのはこの後に良いことが起こる前兆です。
つぎこそ自分が勝つ順番だ、と強く願い、思い、引き寄せの力を高めてください。